ガンプラ的・模型誌レビュー。2020年7月号の【ホビージャパン】と【モデルグラフィックス】を買ってきました。

ガンプラ的・模型誌レビュー。2020年7月号の【ホビージャパン】と【モデルグラフィックス】を買ってきました。

今月も25日になりましたので、さっそく今月の模型誌を買ってきました。ガンプラ視点でのレビューの含めて、2誌を紹介します。今回紹介するのは、

  • ホビージャパン2020年7月号
  • モデルグラフィックス2020年7月号

です。

初!誌上開催「静岡ホビージョー2020」

ホビージャパンの特集は「誌上開催!静岡ホビーショー2020」。80ページ以上の大ボリュームの別冊付録の特集です。

今までにもホビーショーの後に、こういった誌上レビューはありましたが、今回は別冊になることで「大幅に見やすい」内容になってると思います。1メーカー少なくとも1ページで「新製品」が紹介されているので、コンパクトにまとまってますし「重要な新製品」については、複数ページで「開発インタビュー」や「実車の紹介」が掲載されています。

あと見所は、別冊の冒頭に掲載されている「ホビーショーのディオラマ」です。別冊の表紙にもなっている作例ですが、作例紹介を見るまで「実写」を表紙に使っているのだと思いました。(^^;

本誌では「ゲームキャラクターフェスティバル」と、特別企画の「豊かに育む 在宅モデリング」の2つの特集が掲載されていますが、特別企画の「在宅モデリング」の内容がとてもわかりやすいです。

内容は、定期的に特集される「HowTo」物に近い内容なのですが、コンパクトに多くのツールや模型製作のアイテム紹介などが順番に載っています。最近で「模型の趣味を復活させた」といった「モデラー復帰」の方々が多いこのタイミングに、良い企画と思います。

ずっと模型を作り続けている方でも、復帰モデラーの方でも「時別企画」を読むことで、模型関連のマテリアル情報が最新化され ますます制作意欲が湧いてきます。

7月号は、キャラクラーモデルの作例も10作例以上の内容が掲載されていますので、読み応えは十分です。付録があるので、定価が少し上がっていますがオススメです。

FAZZの特集は、特集というより別冊レベルの内容です

モデルグラっフィクス7月号の特集は「FAZZ Ver.Ka 完全読本」です。これはもう、十八番と言いますがモデグラ誌の真骨頂な特集になっています。

FAZZ Ver.Kaの作例やレビューはもちろんの事、MGキットの開発経緯や発売に至るまでの詳細な内容。FAZZが産まれた経緯に関連して、当時のセンチネルのために どのように設定などが書き起こされたかのインタビューも掲載されています。


インタビューに関連して、センチネル連載当時に掲載された「FAZZ」の作例を、今回の特集用に新たに撮影されて、細部のディテールまで撮り直されているのもモデグラならではの特集と思います。

特集というよりかは、センチネルの資料本的な価値も高いと思います。

本誌に掲載されている「作例」についいては、ほぼホビージャパンと重なる内容は少ないので、今月の2冊は「かなりのオススメ」です。